SAS雲丹 (SAS University Edition) におけるオートコンプリート機能(コード補完機能)の出し方 Ctrl+Space

※ 下記の結果は、SAS雲丹 - SAS studio 3.3 にて実行しています。


SAS雲丹(SAS University Edition)のエディタには、オートコンプリート機能があります。オートコンプリート機能とは、ユーザが次に入力するキーワードを予測して表示させる機能で、なかなか便利です。

例えば、「da」と入力すると、もしかして data?みたいにキーワード一覧を表示してくれます。右側に表示されているのは構文ヘルプで、選択したステートメントなどの情報が記載されているものです。

このオートコンプリート機能ですが、入力途中にしか表示されないかと思っていたのですが、ショートカットキーで表示することができました。ショートカットキーは、ctrl+Spaceです。

例えば、単に「p」と1文字だけ入力したときは、オートコンプリートは出てきません。カーソルを移動させず、この状態で ctrl+Spaceを押すと下記のように表示されます。

このオートコンプリート機能ですが、なにも入力されていないところで実行すると、マクロステートメントまたはグローバルステートメントの一覧が表示されます。どちらが表示されるかは、カーソル位置によって異なるようですが、、カーソル位置の直後にマクロがあるかできまってるぽい?です。

コメント欄にて、ctrl+Spaceを押すと、色, 出力形式, 入力形式, マクロ関数, SAS関数, 統計量キーワード, スタイル要素, スタイル属性を表示することができます。これらは、ctrl+Spaceを押すことで切り替えることができ、ctrl+shift+Spaceで逆順に切り替えることができます。 (なんでコメントでこれらのオートコンプリートが出てくるのだろう...)

また、コメントだけでなく、int関数, ranuni関数、mdy関数などの関数内の丸括弧の中でも、ctrl+Spaceを押すと上記が表示されます。(なんで関数内で出るのだろうか...)

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